働くクルマたちの後は、クルマを構成する部品に着目しようかと思います。
といっても、仕事柄クルマを支えるところが気になるのでそういった部分中心ですけどw
[Bridge Stone]
まずは、ブリヂストンから。
東京モーターショーの出展説明
=INDY Car(A.J. Foyt Racing)=
冒頭の写真はブリヂストンの子会社FirestoneのRacingタイヤを装着したINDY Car。
INDYと言えば佐藤琢磨さんが有名ですよね。
#14といえばその佐藤さんのクルマです。
A.J. Foyt Racingでの3シーズン目の2015年シーズン。
最終戦となるソノマを8位でフィニッシュし、シリーズランキング14位。
=エアフリーコンセプト(非空気入りタイヤ)=
樹脂と思える材質のホイールにゴムのトレッドが張り付けられたような構造で空気を入れる必要のないタイヤ。
材料はリサイクル可能なものとのこと。
空気を入れないのでパンクの心配も無い。
空気が無く、従来タイヤのサイドウォールに当たるような衝撃吸収したり、コーナーリングなどの過重変化でたわむ部分をホイールが仕事をしているとのこと。
従来タイヤと比較すると重量や構造も変わっているので、ダンパーを含むサスペンション構造にも変化をもたらしそう。
=RFT Tire(ランフラットテクノロジー採用タイヤ)=
パンクしても安全な場所への移動な可能なタイヤ構造を持つタイヤ。
既に市場に出ていますね。
=ECOPIA with ologic=
こちらもこの考えをもとにしたものをCMで見たりします。
タイヤの大径化=タイヤが路面と接地する部分の変形を抑制
タイヤの狭幅化=空気抵抗を低減
以上から転がり抵抗を大幅に低減させている=CO2排出量の削減に貢献
というようなコンセプトのタイヤです。
[DUNLOP/FALKEN]
=NEO T01製法(超軽量単フラットタイヤ)=
従来からランフラットタイヤ。
その構造ゆえの従来タイヤとの重量差が大きいでした。
それを少なくする製法の説明がありました。
しかも従来タイヤと比較し、軽量になっているのにビックリ。
バネ下重量というのは運動性能や燃費性能にもろに効いてくるので、量産化へ向けて期待したいです。
[GOODYEAR]
=BH-03(発電タイヤ)=
電気自動車や燃料電池車などパワーソースを電力に依存するタイプが出てきている時代なので、発電が注目されがち。
走行時の熱やたわみからの発電と停止時には太陽光からも発電するとか。
タイヤが発電するとは...。
技術の進化は留まることを知らないですね。
=BH-03(発電タイヤ)=
パンク、ハンドリング、ハイドロプレーニングなどなどとクルマの走行条件や要件や状態は様々ですがそれらに対応するように開発されたタイヤ。
[HITACHI]
=セミアクティブサスペンションシステム=
=フリクションコントロール周波数応答ダンパー=
[NHK(日本発条)]
=CFRPコイルばね=
軽量と耐久性を狙いにしたスプリング。
一昔前にもどこかで見ましたが、製造技術も変化してきているのでより作りやすく、欲しいものができるようになってきているのかなぁと感じました。
=中空コイルばね=
いろんな構造物に中空の素材があるので、スプリングもというところと思います。
[akebono(曙ブレーキ工業)]
東京モーターショーの出展説明
=10ポットブレーキキャリパー=
=マクラーレン用ブレーキキャリパー・ディスク=
キャリパーは6ポッドのモノブロックアルミニウム・オポーズドキャリパー。
ディスクはロードカー初のカーボンセラミック製。
[NISSIN(日信工業)]
=神電参(sinden san)2014年モデル
マン島TTのクリーンエミッション部門、TTZeroチャレンジの2014年の優勝車。
=NS500 1984年モデル=
懐かしい!!
以下の2社はお姉さんの写真のみ、では悪いので出店説明のリンクも。
[三菱電機]
東京モーターショーの出展説明
[東海理化]
東京モーターショーの出展説明
by jinsnap
| 2015-11-16 00:07
| Digital SLR & G16