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dance steps

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瑞々しい葉っぱの上。
楽しそうな雨の滴が、あっちにも、こっちにも。







WBC(国別対抗野球)が終わって数日経ちますが、別の世界で戦う日本勢の活躍が海の向こうでありました。

日本時間3月26日未明に行われた、競馬のドバイ国際競走で、ゴドルフィン・マイル((G2)ダート(砂):1600m)をユートピア号が、ドバイ・シーマ・クラシック((G1)芝:2400m)をハーツクライ号が征し、日本馬が参戦した6レース中、2レースを勝利で飾りました。
また、そのほかに参戦した馬たちもなかなかの良積を残しました。

競馬の海外遠征の難しさは、主役が馬であることです。
馬の体調管理が全てと言っても過言ではないと思います。
飛行機に乗っている間は人間と同じシートに座れる訳はありません。
ですので、ガラスの脚と呼ばれる細い脚には、万一ぶつかった時も大丈夫なように厚い保護具を付け、頭には特性のヘルメットを装備した馬の姿の写真を見たことがあります。
それに動物であるが故の、入出国の際の検疫もあります。
当然、馬が自身で体調管理や、さまざまな支度を準備できる訳がありません。
それらを管理し実施するのが調教師とそのスタッフです。

実際、レースで走るのは馬で、それを操るのは騎手。
ですが、世界の猛者たちが集う国際競走ですので、馬の状態を完璧にしていなければ、いくら馬や騎手が凄くても勝利を手にするのは無理でしょう。
今回の日本勢の健闘は、実力を発揮した馬に、それを操る騎手はもちろん、準備を整えBESTの状態に仕上げた調教師とそのスタッフのチームワークがもたらせた結果ではないかと思ってます。

レースを終えても、馬と調教スタッフには、まだ大事な仕事が残っています。
無事に自厩舎に戻ることです。

みんなの無事の帰国を祈り、競馬場で再開できる日を楽しみに待つ事とします。




[今日の写真の撮影データ]
カメラ:パナソニック DMC-LX1(16:9)
ISO: 80
絞り・シャッタースピード: F4.9 ・ 1/80秒
露出補正値: +0.33
絞り優先AE
by jinsnap | 2006-03-26 20:55 | LUMIX LX1